静岡県焼津市の遠赤療導院｜遠赤外線療法、閉経・不妊治療

好転反応について

漢方では好転反応を暝眩(めんけん)と言い、身体の不調の原因である内臓諸器官、神経の働きが改善される過程で現れる症状のことをさし、行なっている療法がその方の改善にとって効果的である証しでもあります。
遠赤療法により現れる好転反応は、ほとんどにおいて過去に体調を崩す過程で経験した症状と合致します。
好転反応が現われた際には、体力に応じた遠赤外線療法を行なう事で、ほとんどの場合は三日から五日で消失し、さらなる健康な状態へと移行します。
好転反応は遠赤外線療法に限らず、滋養食品(健康補助食品)や各種食餌療法、運動療法、漢方薬、針灸、マッサージ等でも現れます。

〈好転反応の症状〉
現れる好転反応の症状は大別しますと二つに分類されます。
・体質の改善に伴う反応
五臓六腑の働きが回復してゆく過程において、生命エネルギーが回復する臓器へ多く流れて生命現象に一時的なアンバランスが生じるために起る症状です。
　例／眠気・疲労感・倦怠感・めまい・動悸・食欲不振・肝機能の数値や尿酸値、白血球、血圧の一時的上昇など

・毒素や老廃物の排泄に伴う反応
体内に蓄積された各種各様の毒素や老廃物、疲労物質を解毒、排泄するために起る症状です。
　例／湿疹・痒み・便秘・ガス・下痢・大量の便・多尿・吐き気など

・好転反応と身体不調との見分け
ご自身が過去に体調を崩す過程で経験した症状が好転反応となって現れます。
よって、現れた症状が好転反応であるのか、あるいは新たな症状であるのかの判断ができます。
遠赤療法により現れた好転反応は一部の症例(乾癬や慢性湿疹)を除き、数日内に解消して行きます。
好転反応と思われない場合は病院などで診断を受けた上で遠赤療法の可否を判断します。